【はげ】に最適なヘアブラシの選び方とブラッシング方法
たかがヘアブラシ!!されどヘアブラシ!!
髪の毛の長い女性はともかく【はげ】を気にする男性のほとんどはヘアブラシにこだわりを持っていません。
- ヘアブラシはめんどくさい
- 髪の毛が少ないから意味がない
- 髪の毛が抜けてしまう
など理由は様々ですが、正しいヘアブラシを選び、正しいブラッシングをすることで【はげ】を予防することができます。
ヘアブラシの効果
ヘアブラシでブラッシングをすることで様々な効果を得ることができます。
まず、お風呂に入る前にブラッシングすることで髪の毛についている、ホコリやチリ・フケを落とすことで、シャンプー時に髪の毛や頭皮に与える負担を軽減することができます。
次にあげられるのが、髪の毛に与える潤い効果。
髪の毛は皮脂が全体に行き届くことによって潤い・保湿効果が増します。悪者扱いされやすい皮脂ですが、皮脂は髪の毛や頭皮の潤いを保ったり紫外線などの外部刺激から頭皮や髪の毛を守る大切な役割があるのです。
皮脂はもちろん頭皮にある皮脂腺から分泌されますが、流動性が低いためなかなか髪の毛全体に行き届きません。これは特に髪の毛の長い女性に言える事です。根元から毛先に向けてブラッシングすることで、皮脂が髪の毛全体に行き届きやすくし髪の毛の保湿力をUPさせてくれます。
3つ目がブラッシングのマッサージ効果です。
当サイトでも何度か説明していますが、髪の毛は頭皮に流れている血液から成長するための養分を得ています。つまり頭皮の血流が悪いと、髪の毛に十分な栄養が行き届かずに健康な髪の毛が育たないことになってしまいうのです。
適切にブラッシングをし頭皮を適度に刺激・マッサージしてあげることで頭皮の血行促進が期待でき【はげ】予防につながります。
ヘアブラシの種類
一口にヘアブラシと言ってもその形状や材質は様々です。もちろん用途によっても使用するヘアブラシは変わってきます。まずはヘアブラシの種類を解説していきます。
クッションブラシ
薄毛や抜け毛がきになるなら一番オススメしたいのがこのクッションブラシです。
クッションブラシはその名の通りブラシの根元部分がクッションになっているため、頭皮に与える負担を減らすことができます。またプラスチックや木製のヘアブラシと比べクッション材があるため、髪の毛を無理に引っ張ってしまうことも少ないです。
クッションブラシは他のブラシと比べ比較的ブラシの目が細かいためシャンプー前の髪の毛に付いている小さなホコリやゴミなどを除去するにも最適です。
ブラシの素材は様々ですが、【はげ】予防のブラシとして特にオススメしたい素材が、軟質猪毛100%のブラシです。
猪毛は豚毛と比べると比較的コシが強いのですが、軟毛部分をブラシに使用することで頭皮に与える刺激も程よいものとなります。また、櫛通りもよく、適度な水分・油分を含んでいるので髪の大敵である静電気も起こりにくくなっています。
ベントブラシ【スケルトンブラシ】
次に紹介するのがベントブラシ【スケルトンブラシ】です。写真を見ていただいてもわかるようにブラシの間隔が広めのためにざっくりとしたブラッシングとなるのが特徴です。ベントブラシ【スケルトンブラシ】はその見た目が骸骨のように見えるため、ガイコツブラシとも呼ばれることがあります。
ベントブラシ【スケルトンブラシ】はその特性上、
- 髪の毛が絡まりやすい人
- ブラッシングで髪の毛のボリュームを出したい人
- パーマを当てた髪の毛をブラッシングしたい人
などに適しています。数あるヘアブラシの中で手櫛に一番近いのがベントブラシ【スケルトンブラシ】となるでしょう。ブラシのいたるところに隙間が空いているのでブラッシングしながらでも効率よくドライヤーの熱を髪の毛にあてることができます。
デンマンブラシ【ハーフブラシ】
1930年代にイギリス人のジャック・デンマン・ディーン氏によって誕生したヘアブラシがデンマンブラシです。見た感じはクッションブラシに似ていますが、クッションブラシのようなクッションは付いていません。そのため、デンマンブラシは
- しっかりと髪をとかしたい人
- 髪の毛のボリュームを抑えたい人
にオススメなヘアブラシです。
ブラシの目が細かく髪の毛を洗う前のホコリ・チリ除去には有効ですが、髪の毛を無理に引っ張ってしまう可能性があるので、【はげ】を気にする人にとっては不向です。
ちなみに広く周知されているデンマンブラシはデンマン製のハーフブラシのことをデンマンブラシと呼びます。その他のメーカーが販売しているヘアブラシはデンマンブラシではありません。
ロールブラシ
ロールブラシはその名の通り棒状の周囲360度すべてに、ブラシがついているタイプのものです。
その独特の形状からドライヤーを使ったスタイリングに最も活用されてきたのがこのロールブラシです。例えば
- 寝癖やくせ毛を伸ばしたい人
- 髪の毛をカールさせたい人
- エアリーなスタイリングをしたい人
などに適しています。少し意外かもしれませんが、寝癖やくせ毛・ストレートヘアにもロールブラシは適しています。ただこのような場合は直径の太いロールブラシを使用すると良いでしょう。逆にカールを目的とする場合は、直径の小さなロールブラシを使用すると良いです。
髪の毛の長い人にオススメのヘアブラシで使い方によって自在にスタイリングが可能なので美容室の最後のスタイリング時にも度々登場するヘアブラシです。
ヘアブラシの素材とその特徴
ヘアブラシには大きく分けて4種類の素材があります。はげ対策としてお勧めの素材は以下の通りです。
- 猪毛・豚毛
- 木製
- ナイロン製
- 鉄製
では1つずつその特徴を見ていきましょう。
猪毛・豚毛の特徴
猪毛のヘアブラシの特徴
その名の通り猪や豚の毛をヘアブラシとして加工したものです。
前述のクッションブラシでも触れていますが、猪毛・豚毛のヘアブラシは【はげ】を予防するヘアブラシとしては最も適した素材となります。
画像は【メイソンピアソン】の猪毛アブラシとなります。猪毛は豚毛よりもコシが強いのが特徴で、櫛通りに優れています。また、ブラッシングすることでキューティクルが整いツヤのあるキレイな髪の毛に仕上がります。
猪毛ブラシはコシが強いですが、1本1本の毛は細いため、頭皮や髪の毛への負担を軽減できさらに適度なマッサージ効果も期待できます。
さらに猪毛は豚毛よりも油分と水分を多く含んでいるため痛んだ髪の毛の大敵とも言える静電気の発生を抑制する効果を期待できると共に、髪の毛に潤いも与えてくれます。
とにかく【はげ】を予防する目的でヘアブラシを選ぶなら猪毛100%のものをお勧めします。また、軟質猪毛100%ものだとさらに頭皮や髪の毛に負担をかけないで、髪の毛をブラッシングをすることができます。
豚毛のヘアブラシ
画像は豚毛のヘアブラシとなります。
基本的な特徴は猪毛のヘアブラシと同じで、キューティクルを整えたり、静電気の抑制などが期待できるヘアブラシです。
豚毛のヘアブラシは毛が猪毛より柔らかいのでより優しくブラッシングすることが可能です。特に【はげ】が進行してしまって、髪の毛の量が少なく細い人にお勧めのヘアブラシです。
猪毛には劣りますが、人口のブラシと比べると静電気が発生しづらく、マッサージ効果も得られます。
このように、【はげ】にとって良いことだらけの猪毛・豚毛のヘアブラシですが、デメリットもあります。
猪毛・豚毛素材のヘアブラシのデメリット
髪の毛のことを第一に考えるのであれば、猪毛や豚毛素材のヘアブラシがお勧めです。特に猪毛のヘアブラシは適度にコシがあり、頭皮や髪の毛を傷つけることなくブラッシングすることができます。
ただ、デメリットも存在します。
まず第一にその価格です。
昨今100円均一でも販売されているヘアブラシですが、猪毛や豚毛などの天然素材を利用したヘアブラシはかなり高価なものとなってしまいます。
物にもよりますが、それなりの物を購入しようとすれば、最低でも¥3000-程度は必要で、当サイトでお勧めさせていただいている、【メイソンピアソン】の最上級品は¥30000-程度となってしまいます。
2つめのデメリットがお手入れです。
プラスチック製のブラシとは違い獣毛のヘアブラシは定期的にお手入れをしてあげないと、その効果を十分に発揮することができず、またブラシの劣化スピードも早めてしまいます。
定期的にブラシについた、髪の毛や皮脂を取り除くことでその効果を十分に発揮させ、長く愛用することが可能になります。
猪毛・豚毛素材のヘアブラシのお手入れポイントを少しまとめておきます。
- 水洗いをすると獣臭が強くなる可能性があるので、専用のブラシなどでドライクリーニングすることをお勧めします。
- どうしても水洗いが必要なら、高温は避けぬるま湯で洗うようにします。この時も直接ヘアブラシをぬるま湯につけるのではなく、歯ブラシや専用クリーニングブラシなどを濡らし、優しく汚れを取るようにしましょう。
- ヘアブラシを水洗いした場合、タオルで無理に水分を拭き取ったり、ドライヤーなどで乾燥させると、ブラシの劣化が急速に進む可能性があります。このような場合は、ブラシを振るなどしてできる範囲で水気をとり日陰で自然乾燥させるようにしましょう。
- シャンプーやリンス、その他スタイリング剤がヘアブラシに付くと急激にヘアブラシを劣化させてしまう可能性があります。獣毛のヘアブラシは入浴前や、就寝前など髪の毛がクリアな状態で使用するよにすると良いでしょう。
木製ヘアブラシの特徴
持ち手はもちろん、ブラシ部分まで木でできているのがこの木製ヘアブラシで、獣毛の次にお勧めしたいヘアブラシとなります。
木製ヘアブラシは獣毛やナイロン製また樹脂製のヘアブラシのようにブラシ部分がしならないので、髪の毛の量が多い人でもしっかりとブラッシングすることが可能です。
また、木製なので獣毛同様に静電気が起こりにくく、静電気が起こりやすい冬場でも安心してブラッシングすることができます。
獣毛のヘアブラシと比べると油分や水分は馴染みにくいですが、使用感はとても滑らかで髪の毛が絡むことが少ないもの特徴の1つと言えます。
お手入れの方法は基本的には、猪毛・豚毛のヘアブラシと同様でブラシクリーナで髪の毛やホコリなどを取り除きます。汚れがひどい場合は水洗いも可能です。
木製なので獣毛のヘアブラシ程神経質になる必要はありませんが、あまり水洗いをし過ぎるとヘアブラシの劣化の原因に繋がりますので、お手入れはドライクリーニングを中心にすると良いでしょう。
ナイロン製・鉄製のヘアブラシ
画像はナイロン製のヘアブラシです。
ナイロン製や樹脂製、その他のプラスチック素材は【はげ予防】の観点ではもっとも好ましくないヘアブラシとなってしまいます。1番の理由は静電気です。これらの素材は静電気がおこりやすく髪の毛を傷つけやすいのです。
もちろん、メリットもあります。
まず、大量生産が可能なので価格が全体的に安価なのが特徴です。また天然素材ではないので、熱に強くドライヤーをしながらのブラッシングに適し、水洗いをしてもブラシが劣化することがないので、お手入れも簡単なのが特徴です。
鉄製に限っては、頭皮を傷つけてしまうため、ヘアブラシとしては見かけることはないでしょう。ただ、コーム(櫛)としてなら見かける機会があると思います。
コームは、スタイリングやヘアアレンジがしやすくなるため、美容院などで良く使用されています。
【はげ】ないためのブラッシング
【はげ】を気にする人の中には「髪の毛がぬけてしまう」と考えブラッシングを控えている人もいると思いますが、それは間違いです。冒頭でも説明しているように、正しくブラッシングすることで、髪の毛の保湿力がUP・シャンプー時の負担軽減・頭皮の血行促進など様々な抜け毛予防効果を得ることができます。
ここでは【はげ】ないためのブラッシング方法を解説していきます。最初にポイントをまとめておきます。
- ブラッシング用スプレーやオイルを使用
- ブラッシングは毛先から
- 首の付け根から頭頂部に向けてブラッシング
ブラッシング用スプレーやオイルの使用
ブラッシングをする前にはブラッシング用のスプレーやオイルを使うようにしましょう。これらは、ブラシの滑りを良くしブラッシングによる抜け毛や切れ毛を防ぎます。
その他にも髪の毛の大敵とも言える静電気の軽減にも繋がります。専用オイル・スプレーの代用として水でも似たような効果を得られますが、髪の毛を濡らし過ぎてしまうと、髪の毛の表面を保護しているキューティクルを壊してしまう可能性があるので注意が必要です。
水を使ってブラッシングする場合は、少し目の粗いブラシでブラッシングすることで、髪の毛への負担を軽くすることができます。
ブラッシングは毛先から
髪の毛は頭皮から毛先にかけて3ブロックくらいに分け、毛先のブロックから順にブラッシングをしてきます。髪の毛が長い場合4~5ブロックに分けても良いでしょう。
誰でも少しは経験があると思いますが、髪の毛の毛先は絡まりやすく、最初からいきなり根元から毛先にかけてブラッシングをしてしまうと、切れ毛や抜け毛の原因に繋がってしまいます。
まずは、毛先からゆっくりと優しく髪の毛のほつれをほどいてあげましょう。毛先のブロックから順番にブラッシングを行い最後は頭頂部から毛先にかけて優しくブラッシングを行います。
頭頂部(髪の毛の根元)から毛先に向けてブラッシングすることで、頭皮から分泌されている皮脂を髪の毛全体に馴染ませ髪の毛の保湿力を高めると共に、髪の毛を紫外線などの外部刺激から保護することができます。
首の付け根から頭頂部に向けてブラッシング
髪の毛全体のブラッシングが終えたら、首の付け根から頭頂部にかけて優しくブラッシングします。こうすることにより、首の付け根から頭皮に向けて流れる血流の流れを促進させることができます。
当サイトでも度々紹介していますが、髪の毛は血液の中から髪の毛を育てるための栄養分を受け取っているため、頭皮の血行が促進されるということは、それだけ豊富な栄養を含んだ健康な髪の毛が育つということになります。
最後に髪の毛を全体的に整えたら、ブラッシング終了です。
たかがヘアブラシと思われるかも知れませんが、ヘアブラシは立派な【はげ】予防アイテムです。今一度、自分の持っているヘアブラシとブラッシング方法を見直してみてはいかがでしょうか?