髪の毛が生える仕組み

髪の毛はもともと、様々な外部刺激から頭皮や脳を様守るために皮膚が変化したものと言われています。ここでは「髪の毛」について最も基本的な髪の毛が生える仕組みについて解説しています。

①胎児の段階で毛根の数が確定する

髪の毛の根元である毛根は、胎児が母親のお腹の中で成長していく過程で、頭皮の一部が変化して形成されます。そしてこの時形成された毛根の数は生涯変わることはありません。

つまり、毛根が死なない限り髪の毛の本数が減ってしまったり、もちろんその逆に増えることもないです。では何故人は年を重ねるごとに【はげ】が進行してしまうのでしょうか?余談になってしまいますが、簡単に解説しておきます。

毛根が死んでいないのに【はげ】が進行してしまう理由は2つ。1つ目の理由は髪の毛の太さが関わっています。沢山の栄養を身体に取り入れると体が大きく(太く)成長するように髪の毛も栄養をとることで太くなります。髪の毛の本数が同じでも髪の毛がやせ細ってしまうと、頭皮が透けて見えてしまい【はげ】ているように見えてしまいます。逆に髪の毛が太くなればなるほど頭皮は透けなくなり髪の毛の本数が増えていなくてもフサフサ感がでてきます。

2つめに関わってくるのがヘアサイクルです。髪の毛の一生【ヘアサイクルー毛周期】で詳しく紹介していますが、髪の毛1本の寿命は部位によって異なりますが3~5年程度となります。この間髪の毛は太く成長し続けます。

寿命が尽きると、髪の毛は抜け落ち毛根は休止期といって3~4か月程度髪の毛の生産をしない期間が訪れます。休止期を終えるとまた同じ毛穴から新たな髪の毛が生え成長し始めます。つまり通常のヘアサイクルであれば、髪の毛の成長する(生えている)期間が3~5年+生えていない期間が3~4か月ということになります。

ただヘアサイクルが乱れてしまうと、髪の毛の成長期間が数か月と一気に短縮されてしまう場合があるのです。この場合、髪の毛のヘアサイクルが髪の毛の成長する(生えている)期間が数か月+生えていない期間3~4か月ということになり、実に髪の毛の一周期の半分近くが生えていない状況になってしまうのです。

badヘアサイクルイメージ画像

こういったヘアサイクルの乱れた髪の毛が増えれば増えるほど毛根の数に変化はなくても薄毛が進行して【はげ】に見えてしまうのです。つまり【はげ】にならないためには、ヘアサイクルを乱さないようにし、なおかつ髪の毛に十分に栄養を与え髪の毛を太く成長させて髪密度を増やしてあげる必要があるのです。

余談が少し長くなってしまいました。話を元にに戻します。胎児の間に毛根の数が確定するとそこに髪の毛の成長に必要な栄養素が集まり始めます。

②毛穴の底に育毛に必要な栄養が集まる

毛乳頭イメージ画像毛根の数が確定すると、頭皮の一部が変換して毛穴が生成されます。この出来た毛穴の底に育毛に必要な栄養分や酸素・ホルモンなどが頭皮に張り巡らされている毛細血管を伝って集まってきます。

これらの栄養分は毛穴の底に蓄えられます。この毛穴の底の栄養分が集まってくる場所を毛乳頭と呼びこの栄養分を元に髪の毛が作られていきます。

毛母細胞が髪の毛を作り始める

毛母細胞が生まれるイメージ画像毛穴の底の毛乳頭に栄養が集まると、毛乳頭の周りに髪の毛を作り出す細胞、「毛母細胞」が生まれます。

この毛母細胞は毛乳頭に集まった栄養分を利用して髪の毛を作り出します。

髪の毛が生えるイメージ画像毛母細胞は毛穴の底で髪の毛を作り続け、行き場を失った髪の毛が頭皮から飛び出し普段私たちが目にしている髪の毛となるのです。

このように髪の毛にとって血液に含まれる栄養分が非常に大切で、「頭皮の血行が悪い」「血液中に栄養分が足りない」といった理由が「はげ」の原因としてテレビCMなどえよく聞かれるのは、上記で説明しているような「髪の毛の生える仕組み」があるからです。

髪の毛の基礎知識 記事一覧
  1. 髪の毛の働き
  2. 髪の毛が生える仕組み
  3. 髪の毛の構造
  4. 髪の毛が1日に抜ける本数
  5. 髪の毛とアミノ酸
  6. 髪の毛を構成している18種るアミノ酸
  7. 髪の毛の一生【ヘアサイクルー毛周期】
  8. 髪の毛とビタミン
  9. 髪の毛のpH《酸性とアルカリ性の関係》

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