シャンプーブラシで【はげ】予防

薄毛・抜け毛・【はげ】など育毛について関心がある人なら一度は使用を考えたことがあるのではないでしょうか?ここでは洗頭を強力にサポートしてくれるシャンプーブラシについて解説していきます。

そもそもシャンプーブラシとは?

シャンプーブラシはその名前の通りシャンプー剤を付けて頭皮を洗う際、洗頭の手助けをしてくれるブラシ状の道具のことです。

ブラシ部分の素材は様々ですが、シリコンゴムや樹脂、スチレン系エラストマーなど頭皮や髪の毛が痛みにくい素材が使用さています。

シャンプーブラシは指先での洗頭と同じで、頭皮に付着している余分な皮脂や汚れフケなどの除去の効率化や血行促進を目的とし正しく使用すれば、指先での洗頭よりも効果的に頭を洗い上げることが可能です。

シャンプーブラシを使うと【はげ】が進行してしまう?

インターネットでシャンプーブラシのことを調べると、シャンプーブラシを使うと「抜け毛が増える」「はげる」「薄毛になる」と説明しているサイトがありますが、本当のところはどうなのでしょうか?

結論から先に言ってしまうと、全ては【使い方】と【事前準備次第】です。例えば

シャンプーブラシで髪の毛が絡まって抜けてしまう?

シャンプーブラシの洗頭でもっとも抜け毛が増えてしまう理由の1つに、絡まった髪の毛がシャンプーブラシに引っかかり髪の毛を引き抜いてしまうことが上げられます。このような場合、軽く頭を濡らし即シャンプー剤を付けシャンプーブラシで頭皮をゴシゴシしてる場合が多いです。この方法ではもちろん抜け毛や切れ毛が増えてしまいます。

まず、お風呂に入り髪の毛を濡らす前に必ず髪の毛を優しくブラッシングするようにします。ブラッシングを行うことで髪の毛に付着した汚れの除去と絡まった髪の毛を解くことができます。

さらに、シャンプー剤を付ける前の頭へのお湯かけについてですが、【シャンプー剤を付ける為】ではなく【お湯で頭の汚れを全て落とす】くらいの気持ちで入念にお湯をかけるようにしてください。

特にヘアワックス・ヘアスプレーのどを使用している場合は、軽くお湯をかけた程度では、髪の毛の絡みは取れません。しっかりとお湯をかけ汚れやワックスなどによる余分な抵抗をできる限り減らしてあげると、シャンプーブラシで髪の毛を引っ張って抜いてしまうことはほとんどなくなります。

シャンプーブラシで頭皮が傷ついてしまう?

頭皮に傷イメージ画像特にシャンプーブラシを使い始めたばかりの方に多いのですが、指で洗頭をしていた時と同じくらいの力でシャンプーブラシを使い頭をゴシゴシしてしまう場合があります。このような使い方をすると頭皮に痛みを感じたり場合によっては頭皮が傷つく場合があります。

シャンプーブラシは皮膚に優しい素材を使用しているとはいえ、【洗頭時間の短縮化】【頭皮マッサージ】をするなどの特性上、ブラシの先は指先よりも硬く細くなっています。つまり、指を使った洗頭と同等の力でシャンプーブラシを使うと、頭皮が傷ついてしまう可能性があります。指先での洗頭と同じ力で洗うと「痛い」と感じるのは当たり前のことなのです。

指先とは違いシャンプーブラシは洗頭を目的に開発・研究が進められ、指先と比べると圧倒的に洗頭効果が高く、指先での洗頭と同等の力で頭をゴシゴシする必要はありません。シャンプーブラシの使い方は後ほど詳しく説明していきますが、シャンプーブラシを使う場合は力加減は優しく小刻みに動かし洗い上げていくのが基本となります。

絶対に痛みを感じる強さでシャンプーブラシを使用するのは避けてください。【はげ】が進行してしまう可能性があります。

洗いすぎてしまう?

シャンプーブラシを使うと洗いすぎてしまうという意見が聞かれます。理由は前述の「シャンプーブラシで髪の毛が絡まって抜けてしまう?」と同じです。シャンプーブラシは指先での洗頭と比べ汚れが落ちやすくなっています。指先での洗頭時と同じ時間洗うともちろん洗いすぎになってしまいます。

必要以上の洗頭は、頭皮や髪の毛を傷めてしまう危険性があります。加えて、頭皮や髪の毛にとって最低限必要な皮脂まで除去してしまう可能性があります。

シャンプーブラシを使う場合は力加減に注意すると共にスピーディーに洗いあげるよう心がけましょう。

まとめ

シャンプーブラシは賛否両論ではありますが、正しい使い方と事前準備を怠らなければ、頭皮や髪の毛にとってメリットの方が遥かに大きいです。

そもそもシャンプーブラシで本当に【はげ】が進行し抜け毛や薄毛になってしまうのらな、シャンプーブラシはこんなにも市場には出回っていません。そして需要があるからこそ各大手メーカーはシャンプーブラシの研究・開発に取り組んでいるのです。

シャンプーブラシの正しい使い方

繰り返しになりますが、まず大切なのは事前準備です。前述でも【若はげを防止するためのシャンプーのやり方】でも紹介しているように、お風呂に入る前にはブラッシングで髪の毛についた、チリやホコリを除去すると共に髪の毛の絡みを解します。次はシャワーで念入りに頭皮を濡らします。「十分に濡らした」+30秒を目安にしてください。

ここまでの事前準備ができたら、いよいよシャンプー剤を付けて洗頭を開始します。ここでも抑えておきたいポイントが1つあります。

シャンプー剤泡イメージ画像シャンプー剤を髪の毛や頭皮に付ける前に手のひらに十分馴染ませ軽く泡立ててから使用するようにしてください。市販で販売されているシャンプーなどでは、テレビコマーシャルで見るようなモコモコの泡は立ちませんが、そこは気にしなくても大丈夫です。手の平に馴染ませることで、シャンプー剤が頭皮や髪の毛全体に行き届くことと、すすぎの際シャンプー剤が頭皮に残ってしまうことを防げれは問題ありません。

髪の毛や頭皮全体にシャンプー剤が行き届いたらシャンプーブラシを使用して行きます。まずシャンプーブラシの持ち方についてですが、形状は製造メーカーによって様々ですが、基本的にはもち手部分を人差し指と中指に挟み手の平全体で包み込むよに持ちます。

洗い方は、約10mm~20mm程度の幅を小刻みに左右に動かすだけです。シャンプーブラシはヘアブラシではないので、頭頂部から毛先にかけて大きく動かしたり、円を描くように動かさないようにしてください。頭皮が傷ついたり、切れ毛などの原因にもなってしまいます。

また、無意識に洗頭すると私たち人間は自然と洗いやすい場所を何度も洗ってしまいます。同じ場所を何度も洗っていると、洗頭時間が長くなってしまうのはもちろん、頭皮や髪の毛にも負担をかけてしまいます。一度洗った場所は洗わないように心がけましょう。そのためには、洗う箇所を(前頭部・右側頭部・左側頭部・後頭部・頭頂部の)5ブロックに分けブロックごとに洗うと、洗い残しや重複洗いを防げると共に洗頭時間も短縮することが可能です。

またシャンプーブラシはとても力が入りやすい構造になっていて、それほど力を入れなくても汚れはしっかり落ちています。優しくスピーディーに洗い上げるように意識しましょう。

頭皮全体をしっかりと洗ったら、シャンプー剤をシャワーでしっかり落とせばシャンプーブラシの役目は終了ですが、シャンプーブラシには洗頭以外に別の役割があります。それが頭皮マッサージです。シャンプーブラシは少し強めに頭皮に押し当てることで頭皮の血行を促進させることができます。

もちろん頭皮マッサージは指でもできますが、ブラシの本数やその細さ・また柔らかさなどから指でのマッサージよりも効果的に頭皮の血行を促進させることが可能とされています。

シャンプーブラシを使用する上での注意点

大体はもうすでに説明済みですので要点のみまとめておきます。

使用上の注意点
  • 軽く小刻みに動かすだけで汚れは十分におちるので、力加減は優しめに。強めに洗うと頭皮・髪の毛が傷つく可能性があります。
  • 頭皮に湿疹や傷、はれもの等がある場合は使用は避けてください。
  • 頭皮全体にシャンプー剤が馴染んでないと、切れ毛や抜け毛の原因になるので注意。
  • カビなどが発生しないように使用後はしっかりと泡と水分を取り保管してください。
  • また、ブラシの保管はブラシ部分が変形してしまわないように、ブラシ部分を上にするか、ぶらさげるかしてブラシ部分に負荷がかからないようにします。
  • シャンブラシの先端が変形したり減り始めれば交感時期となります。

最後にオススメのシャンプーブラシを紹介しておきます。

シャンプーブラシの価格帯は400円~1000円程度の物多いですが、中には100円均一で販売されているものや、2000円程度する比較的高額なものまであります。もちろん高額であればあるほど、洗頭効果は高いと思います。ただ、高額であれば良いというものではありません。

特にこのページを閲覧していただいている方は、薄毛や抜け毛に悩みを持っている場合がほとんどでしょう。このような悩みを抱えている場合特に気にしてもらいたいのがシャンプーブラシの硬さです。

シャンプーブラシは元々、頭皮や髪の毛を傷つけにくいように柔らかい素材でできていますが、それでも頭皮や髪の毛の健康状態が悪いと、【はげ】が進行してしまう可能性があります。そこで開発されたのが、材質の配合比率などを変更することでさらにブラシ部分をやわらかくしたシャンプーブラシです。

サクセス頭皮洗浄ブラシ【やわらかめ】

KAOグループのサクセスブランドから販売されているシャンプーブラシです。ブラシ部分が【やわらかめ】で薄毛や抜け毛が気になる方でも髪の毛や頭皮を優しく洗い上げることができます。価格も700円程度とそれほど高くありません。

はげとシャンプー 記事一覧
  1. シャンプーで何を洗いますか?
  2. 若はげを防止するためのシャンプーのやり方
  3. シャンプーブラシで【はげ】予防
  4. シャンプー後はリンス・コンディショナーを!!
  5. シャンプーの(洗浄成分)種類と若はげにおすすめなシャンプー
  6. 低刺激で洗浄力が高い石鹸系シャンプーの特徴!!
  7. 洗頭の最終工程!【はげ】ない為の髪の毛の乾かし方
  8. 朝シャンは【はげ】の原因に?
  9. 湯シャンは【はげ】を予防できる?

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