シャンプーで何を洗いますか?
唐突ですが、あなたはシャンプーで何をしますか?
【髪の毛を洗う】確かにシャンプーは髪の毛を洗う行為の総称を指しています。しかしシャンプーにはもっと大切な役割があります。
シャンプーの語源はマッサージ
シャンプーの髪の毛を洗う行為より重要な役割、それはシャンプーの語源にヒントが隠されています。英語表記であるShampooの語源はヒンドゥスターニー語のchāmpoで、実はchāmpoはマッサージのことを指し1760年代には既に使用されていた言葉です。
今でこそ、シャンプーは【髪の毛を洗う】洗髪のことを指しますが、もともとは頭皮マッサージの事を指しているのです。
当時は現在のような界面活性剤を利用したシャンプーなどはなかったっため香油などを使い頭皮マッサージで頭皮の血行を促進させ、髪の毛ではなく主として頭皮の汚れを落とす技術こそがシャンプーなのです。
つまり今も昔も【頭皮の血行促進】と【頭皮の汚れを除去する】といった基本的な髪の毛に良い行為というものは何も変わっていないのです。
- 髪の毛や頭皮、特に毛穴に詰まった汚れを落とす。
- 頭皮マッサージで血行を促進させる。
- 頭皮や髪の毛にとって余分な皮脂を洗い流す
髪の毛は洗わなくても良い
【髪の毛は洗わなくても良い】このような書き方をしてしまうと、少し誤解が生まれてしまうかもしれませんが、前述のようにシャンプーで頭皮のマッサージ・頭皮の汚れを除去をしていれば、その過程で髪の毛の汚れの大半は自然に落ちます。
そもそも髪の毛に付着したした汚れは、入浴前のブラッシングやシャンプーする前のお湯かけでそのほとんどが落ちています。女性の「髪の毛を腰辺りまで伸ばしているような長い髪形」の場合は別ですが、意識的に髪の毛を洗おうとする必要はないのです。
今日から【洗髪】ではなく【洗頭】を始めましょう。